すべての「いのち」のために

日本SRGM連盟代表・日本アニマルライツ連盟理事・日本優生思想研究所研究員の日野智貴のブログです。いのちに線引きする「優生思想」に断固反対!(記事内容は所属団体の公式見解とは無関係の個人的見解です)

生活の党による『河野談話』撤回は正論


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とある左翼のブログが、江沢民の傭兵河野洋平の参考人招致をした生活の党は最低の政党だ!!」と、騒いでいた。彼によると、リベラル派が小沢にすり寄ったから脱原発派は衆院選で敗北したと、本気で思っているらしい。

 

問題になったのは、2012年8月に、外山斎先生が河野洋平の参考人招致を国会で初めて要求したことである。私はちょうど夏休みで、新聞のテレビ欄を見て「あっ、国民の生活が第一の議員の質問がある!これは見ないといけないな」と思って、NHKをみると、外山先生の質疑だったわけだ。

 

そこで、外山先生は、最初は竹島問題について触れていたが、やがて、『河野談話』について泥鰌に切り込むようになった。アメリカの傀儡である野田佳彦は、アメリカの属国仲間の韓国にはきわめて弱腰である。(中国日愛して尖閣国有化とかで、日中関係を壊したのにねw)

そこで、私は、テレビ画面に向かって、外山先生へ拍手した。まさに、歴史的な英断、自民には絶対にできない行為である。たちあがれ日本(現:日本維新の会)すらもできなかった快挙だ。

それ以来、私は外山斎先生の支持者を自称するようになったのである。


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そして、これは絶対、マスコミは報道すると思ったが、どうも、三宝会が動いたようである。極左新聞』朝日新聞』から『極右新聞』産経新聞』まで、日本のマスゴミというマスゴミは、全て、あたかも、戦時中の日本がミッドウェー海戦の敗北を隠したかのように、隠蔽してしまった。

 

それでは、この外山斎先生の快挙について、意義のある方の意見を聞こう。

まず、外山先生と森前代表が河野洋平の参考人招致を求めたことを批判する論者は、従軍慰安婦の強制連行が存在したことを、前提としているようである。

しかし、残念ながら、日本の公文書には「従軍慰安婦」という単語は一度も使用されたことはない。これは、戦前、戦中、戦後を通して一貫している。

そして、慰安婦の強制連行に、朝鮮や台湾において軍が直接関与した、となれば、当時の朝鮮や台湾は日本領であるから、これは、戦争犯罪というよりも、民族浄化に近い行為になるわけであるが、この根拠となる「吉田証言」(『朝日新聞』も掲載)については、本人が虚偽と認めている。

もしも、慰安婦の強制連行を軍部が支持したならば、それは必ず記録が残っているはずであるが、それはない。というより、もしも、日本政府・軍部が、一方的に(民族浄化的な意図を以て)強制連行を命じたならば、どうして慰安婦の七割が本土人なのか。(中国人も一割いるが、こちらは戦場だったので強制連行的な行為があったかもしれない)

 

こうしてみると、河野洋平自民党元総裁による、慰安婦の強制連行に対する軍の直接の関与を認めた河野談話は、破棄する必要があることは、言うまでもない。

これまで、歴史は強者によって改竄されていたが、それを生活の党が覆そうとしたのである。にもかかわらず、あたかも生活の党が、安倍にすり寄っているかのような評価は、可笑しい。

 
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ついでに言わせてもらうと、安倍政権は本当に『河野談話』を撤回する気があるのか、極めて怪しいと思う。

一例をあげると、安倍政権で「副総理大臣謙財務大臣兼金融担当大臣」(副総理+大蔵大臣=「実質総理」)の麻生太郎は、河野洋平の後継派閥の長である。さらに、安倍晋三は第一次安倍政権の時に、十二回も河野談話の踏襲を明言したほか、今の政権になってからも、「村山談話を踏襲したうえで、新しい安倍談話を作る」河野談話については、官房長官談話なので、菅官房長官が判断すべき」というような、責任放棄としか思えない言動を繰り返している

 

以上のことから、『河野談話』を撤回すべきであることは当然であり、それに最も熱心に取り組んでいるのが、生活の党の森前代表と外山斎先生なのである。だから、私は外山先生と生活の党を支持する。(当然、脱原発政党であることは、絶対条件である)


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