すべての「いのち」のために

日本SRGM連盟代表・日本アニマルライツ連盟理事・日本優生思想研究所研究員の日野智貴のブログです。いのちに線引きする「優生思想」に断固反対!(記事内容は所属団体の公式見解とは無関係の個人的見解です)

自宅でヴィーガン対応のカレーが食べられる!動物のいのちを守るカレールー

 たまに「菜食主義者って、何を食べているの?不便じゃないの?」と聞かれることがあります。

 例えば、日本人が大好きなカレー。本場であるインドのカレーは基本的に菜食対応ですが(※乳製品が入っている場合もあるので、ヴィーガン対応とは限りません)、バーモンドカレーを始め、多くのカレーはルー自体には動物の肉が入っています。

 しかし、実は値段も手ごろでヴィーガン対応のカレールーが日本でも売っているのです。

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私が菜食をする理由

 菜食をしていると聞くと、良く勘違いされるのが

「健康志向なんですね!」

「オーガニック食品しか食べないんでしょ?」

と言った、話。

 ハッキリ言わせてもらいますね。

 私は、オーガニック食品で満腹になれるほど、金は持っていません!!

 というか、仮にそんな金があったら買いたい本が山ほどあります!!

 政治活動をしている関係でお金を貯めてはいますが、そうでなければ全財産を書籍代に注ぎ込みたいのが、本音の私です。貪欲な知識欲ですね。

 が、そんな知識欲が役に立つこともあります。

 昔、お釈迦様は「知らずに犯す罪の方が、知って犯す罪よりも重い」と言われたそうです。

 肉食についても、多くの人が知らない、次のような事実が存在していました。

温室効果ガスの51%は家畜産業関連の排出。

・動物を質量ベースでみると98%が家畜動物。

・世界の穀物飼料の約3分の1が家畜の飼料。

・飼料ではなく放牧で行うと、今度は広大な土地が必要。
アメリカでは放牧の為に毎年5万頭の野生動物が狩られている。)

アメリカで使用されている抗生物質の大半は家畜に投与されている。
(医療利権複合体と家畜産業は連携している。)

 無論、世の中には「気候変動?そんなのどうでもいい」「世界の穀物が足りない?まずは人口を減らすべきだろ」等と言う人も少なくないでしょう。

 メタンガスには二酸化炭素の25倍の温室効果があり、政府が二酸化炭素を減らせと言いながら家畜産業から出るメタンガスを減らせとは言わないのは矛盾以外の何物でも無いのですが、そもそも政府の施策に興味のない方もいるでしょう。

 しかし、私は地球環境問題と生命倫理問題への関心が、政治活動に参画した理由でした。

 そんな私が肉食をしながら「地球環境を守れ!メタンガスの排出を減らせ!」「生命尊重だ!殺処分ゼロだ!」と言っていても、一体、誰が耳を傾けてくださるでしょうか?

 いや、いつの時代にも「騙されない国民」はいるものです。しかし、私は国民を騙すような人にはなりたくありません。むしろ、そういう偽善者に腹が立って政治活動をしているのです。

 ならば、答えは決まっています。

 私は、偽善者にならないために、菜食を実践しているのです。

ヴィーガン対応商品は高い?

 さて、動物性不使用のヴィーガン対応商品には高いというイメージがあります。。

 実際、ヴィーガン対応メニューには高いものが多いのですが、そうではないものもありました。

 その一つが、ヴィーガン対応カレールーであるこれです。

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 これだと、私でも買える(笑)良心的な値段です。

 というわけで、私はこれを使っています。菜食主義者で手ごろな価格のカレールーが欲しい人もいるのではないでしょうか?是非、これを買ってください。

 元々、私もインドに住んでいたことがありましたが、インドのカレーは菜食が基本。菜食主義者がカレーを食べたくなるのは自然なことです。