すべての「いのち」のために

日本SRGM連盟代表・日本アニマルライツ連盟理事・日本優生思想研究所研究員の日野智貴のブログです。いのちに線引きする「優生思想」に断固反対!(記事内容は所属団体の公式見解とは無関係の個人的見解です)

神は決して動物を殺して食えとはいい給うてはいない


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 このように神は人間の食物として、穀物、果実、野菜などを定め給うたのでありまして、決して動物を殺して食えとはいい給うてはいないのであります。

 神が穀物、果実、野菜などを人間の食物とすると定め給うたならば、これは神の絶対的な滋養物の処方箋でありまして、人間にとってはこれに優る栄養分はないはずであります。人間が穀物と果実と野菜とで完全に養われることは、蚕が桑の葉によって完全に養われるのと同様であります。肉食を分析してみると蛋白質や脂肪が多量にある。人間の肉を分析してみると蛋白質や脂肪を多量に含んでいる。だから人間の滋養物としては肉食に優るものはないと思うのは、あさはかな人間知恵であります。蛋白質や脂肪を多量にもっているといって一般に賞用されている牛肉は、牛が藁や草を食ってその成分を吸収して蛋白質や脂肪に変えたものであるから、植物食をとっていては蛋白質や脂肪は造られ難いと考えているのは迷信であります。動物の血を飲んだらそのまま人間の血になり、動物の肉を食べたらそのまま人間の肉となると思うのは血と血、肉と肉とは色や形が類似しているための誤解であって、人間の生命に動物の生命を接木しようと思っても、そんなわけには決してゆかないのであります。谷口雅春先生『生命の実相』「第11巻 万教帰一篇」p.36-37)


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 菜食というのは神の慈悲の表れです。

 先日、私は神戸市元町の「モダナークファームカフェ」というベジカフェに行ってきました。

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 ここのヴィーガン対応のラップサンドは、相変わらずの美味しさです。

 ヴィーガン料理店が最近増えているのも、人類の大きな進歩です。

 今の世界では肉食が気候変動や食糧危機の原因になっているわけですが、仮に全ての人間がヴィーガンになると食糧危機は回避できるということにこそ、神の慈悲があると思います。

 ところで、自分が肉を食べていることに劣等感をもつ必要はありません。

 菜食が神の御心であるならば、自分が菜食主義者になりたいと思うと、神様は必ずそれを応援してくださります。


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 私も最初は完全な菜食は出来ないと思い込んでいました。ヴィーガンは手の届かない理想だという固定観念がありました。

 それで当初、ポゥヨゥ・ベジタリアンを名乗っていました。魚や鳥は食べるという、菜食主義とは言い難い食生活です。

 ところが、ヴィーガンを理想であると思ううちに次第に肉食をしたいとは思わなくなり、さらに菜食主義者として暮らしていく知恵が湧いてくるようになり、またヴィーガンベジタリアンの友達も増えて来るようになったのです。

 私は自分からヴィーガンの友達を探したわけではなく、たまたま光明思想の青年団体の全国大会で声をかけて友達になった方がヴィーガンで、ヴィーガンのグループに招待されたのです。

 これは明らかに神縁です。私は自分が菜食主義者になりたい、と思っていると菜食をしやすくなる環境が自ずから整ったわけです。

 また、光明思想を学ぶ同志たちの間でもヴィーガニズムを実践するのは実現不可能である、という空気がありました。

 しかしそうした空気にも変化が訪れています。先日の兵庫の光明思想団体での青年誌友会では、みんなでヴィーガン対応の焼きそばを作りました。

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 これまでこの団体ではベジタリアンを推奨はしてもヴィーガン対応の料理にまでは中々踏み込んできませんでした。私たちヴィーガンの同志の思いが組織にも通じた画期的な瞬間でした。

 これは菜食に限りません。自己内在の本心から湧き出でる願いは、必ず神様は叶えてくださります。

 神様、ありがとうございます。


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