多元的古代史観
人気ブログランキングへ 去る11月16日、古田史学の会例会で『隋書』における倭国と秦王国について発表させていただきました。 『魏志』から『南史』に至る中国の正史では、九州王朝のことは一貫して「倭国」と記されています。(無論、定説では大和朝廷のこ…
人気ブログランキングへ 大化の改新前後の「大和大王家」(皇室、註一)については、色々な謎がありますが、そのカギとなるのが天智天皇の異母兄とされる「古人大兄皇子」です。 まず、天智天皇は「中大兄皇子」と呼ばれていました。つまり、この二人は「大…
人気ブログランキングへ 昔から気になっていたことがあった。 『万葉集』において「王」に「おおきみ」とのフリガナを振る慣例である。 古田武彦先生も生前この問題を指摘されていたが、古田先生の解釈もやはり腑に落ちない。 『万葉集』では「おほきみ」と…
人気ブログランキングへ 聖徳太子については「やはり偉人だった」と思う。ただし、多くの人がイメージするのとは違った側面が多い。 まずは両親の方からイメージが崩れる。 聖徳太子の両親って、小説やドラマでは好意的に描かれるけど、史料を読めば読むほど…