赤尾敏大日本愛国党総裁について
facebookのメッセージリクエスト欄を確認していると全くつながりのない匿名の方から赤尾由美氏という方が京都で講演をする、愛国者同士この講演会の情報を拡散してほしい、というメッセージが来ていた。
実名でお願いされたのならば考えなくもないが、私からすると相手の素性が全く分からず、友達リクエストが届いているわけでもなく、また共通の知人がいる訳でもないのでメッセージ自体はスルーと言うと失礼ではあるが、特に返事はしていない。
ただそういう全く面識のないような方にも愛国者の仲間と思われたのは光栄なことである。このブログの読者にも私と面識のない方は少なくないと思われるが、私に連絡をとろうと考えておられる方はなるべく実名でメッセージをくださる方がありがたいので、配慮いただければ幸いである。
ところで私は赤尾由美氏という方については昨年の衆院選で日本のこころという政党から立候補されたことと、あの大日本愛国党総裁である赤尾敏先生の姪であるということしか知らないのであるが、その赤尾敏先生は素晴らしい方であったと思う。
無論、偉そうな口調でこの記事を書いているものの中身は21歳である青二才の私が生まれるよりはるか前に赤尾敏先生は亡くなられているが、かつて赤尾敏先生の政見放送の動画を見た際には「なるほど」と思った。
彼は「いっそのこと社会党政権にすればよい。でないと自民党は目を覚まさない。社会党政権になって日本が滅びる?自衛隊も警察もあるんだ、いざとなると俺たち右翼が体を張って日本を守るから心配することはない。それだけ今の自民党は酷いじゃないか。」等という意味のことを言っていたと記憶している。
赤尾敏先生は独自の宗教観のようなものを持った右翼政治家と認識しているが、その思想よりも発想に共感を持った。
「左翼が政権を握ると日本が滅びる」というようなことをいわゆる「ネット右翼」とされる者はしきりに訴えているが、本当の右翼と言うのは「左翼が政権を握っても日本を守り抜く」という気概を持った国士のことを指すのかもしれない。少なくとも、赤尾敏先生はそう言う考えだったという訳だ。
右翼と左翼についての議論がしたいわけではない。私が共感したのは「敵対勢力が権力を握っても好きにはさせないから安心しろ」と公衆に訴えた、その「感覚」である。
誠に男らしいと思う。こう言う方はどういう環境になっても「仕方がない」という理由で諦めることのない方である。私もそういう男になりたい。