妹の中学卒業に思う
昨日は妹の中学校の卒業式だった。妹は私とは違い、目立つのが嫌いなので写真は加工しておく。
私は中学2年生の頃にこのブログを始めた。その頃、妹は小学2年生だった。
このブログは平成24年(西暦2012年、皇暦2672年)の3月に始まった。あれから、世の中は大分変った。
あの時はまだ民主党政権で、私は曲がりなりにも民主主義を信じていた。色々問題はあるが、民意によって世の中は変わる、と思っていたのである。
しかし、それは幻想だった。その年の12月16日、安倍自民党が総選挙で圧勝して以来、私の中で民主主義という制度から忌々しいイメージが離れたことは、無い。
ある人は「選挙制度のせいだ」という。確かに、完全比例代表制ならば、自民党と公明党を足しても過半数には届かない。だが、非自民非共産の野党をすべて合わせても、過半数にならない。
「非自民」の旗を降ろすか、「非共産」の旗を降ろすか。どちらかでないと政権を取れないのが、比例代表制だ。結局、国民の相当数が自民党や共産党を支持しているのが、この国の実態であり、その程度のレベルなのが「民意」なのだ。
それにしても、妹が中学を卒業するまで安倍政権が続いているとは、想定外だった。妹にも安倍政権の問題は教えてきたし、妹はそれをよく理解してくれている。
ちなみに、写真は姫路駅前である。妹は卒業式の後、急いで姫路の光明思想団体の会館までやってきて、はりま練成会という行事に参加したのだ。私以上に熱心に光明思想を学ぶ、素晴らしい妹である。
妹は単に熱心なだけではない。とても大人しい性格である。だからブログもしていない。
色々と私とは違う面が沢山あって、それでも、いや、それだからこそ、妹のことが好きだ。私の持っている短所を、妹は悉く持っていないのだ。神様はよくぞ、同じ両親からここまで違う兄妹を造られたものである。
とにかく、大好きな妹の中学卒業はとてもおめでたい。ただ感謝である。ありがとうございます。