すべての「いのち」のために

日本SRGM連盟代表・日本アニマルライツ連盟理事・日本優生思想研究所研究員の日野智貴のブログです。いのちに線引きする「優生思想」に断固反対!(記事内容は所属団体の公式見解とは無関係の個人的見解です)

大好評!動物問題でかつてないレベルの勉強会を開催!


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 昨日、京都府宇治市の「ゆめりあうじ」(宇治市男女共同参画支援センター)において、動物利用とLGBT問題についての勉強会として「毛皮利用と多文化共生を考える ~自然に調和した家族国家共同体建設!第三回新政未来のつどい~」を開催させていただきました。

 講師のKanaeさんを始め参加者の皆様、ありがとうございました。

 参加者の顔触れはアニマルライツセンター学生部や光明思想の仲間から、今日の昼はマクド月見バーガーを食べ来ていたという人まで、様々でした。

 今回の会を開くことになったきっかけは、今年の1月下旬に毛皮問題での勉強会はないのか、と主婦の方からお問い合わせがあったこと。

 私はその時、「関西ではありません」と答えるしかありませんでした。

 活動家経験のない方には中々、活動家には時間の余裕がないということは理解しにくいと思います。(私のことを言っているわけではありません。私はいつもヒマ・・・という訳ではありませんが、私なんかよりもっと忙しい活動家の方は山ほどいます。)

 関西のアニマルライツ活動家の方はみんな忙しくて、言い訳とかではなく本当に勉強会を頻繁に開催するような余裕はありません。

 私なんかはアニマルライツ活動のデモやビラ配りをちょっと手伝っているだけの人間です。

 先輩活動家の皆様はデモを開催するにあたっても、自腹を切って申請の許可を得たり、プラカードやビラを作成したり、と大変な手間がかかります。

 アニマルライツのパネルを何気なく見つめている方がデモの参加者にもいますが、あのような判りやすいパネルを作るのに何日かかるか、想像したことがあるでしょうか?

 恐らく、デザインを決めるだけで「早くて」数時間だと思います。何枚ものパネルを作ろうと思えばデザインを決めるだけで何日もかかるでしょうし、さらに作成の手間を費用もバカにならないものです。(費用面でいうと借金をして活動されている方もおられるのです。)

 そのような活動家の先輩方を見ていると、私たちは「関西では勉強会をできていない」等と他人事のように言うわけにはいきません。

 無論、私にも学業があり他の活動がある訳ですが、アニマルライツ関西の先輩活動家の皆様も仕事をしながら上記のような活動をされているわけです。

 ならば、私たちが自分で勉強会を開くしかないな、と考えました。


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 その後、私たちは会場を探して「ゆめりあうじ」に決定したのが6月に入ってからでした。ちょっとゆっくり目の行動になっているのはすみません。

 そして次には講師を選ばなければなりません。

 先輩活動家の皆様はみんな忙しい方ばかりですので、日程は早めに抑える必要があります。

 私は何日でも良かったのですが、仲間と協議した結果、9月8日の開催と決まりました。

 そして9月8日に予定の空いている講師を探すこととなりました。

 若者中心の勉強会にしたいので、一人は大物の活動家でもう一人は比較的若手の方にしよう、と考え関西圏を中心に候補者を絞り込むことにしました。

 大物活動家の方はある方が受諾してくださりました。(もっとも当日は体調不良のため欠席となりましたが・・・・。)

 問題は若手の方です。様々な条件を考慮した結果(最終的には私の大したことのない霊感で)、私はTwitterで知り合ったKanaeさんが適任であると考えました。

 しかしながら東京在住の方です。「関西圏」という大条件から大きく逸れています。

 それでも私は人を見る目には無駄に自信があるので、周囲は絶対に断られるだろうと予想する中でKanaeさんに講演依頼のDMを送ってみました。

 もしも断られていたら関西圏から講師を選んでいましたが、なんと有り難いことに講師を受諾してくださり今回の講演が決まった次第です。

 色々ありましたが、開催当日は大雨の天気予報を覆し「曇り時々小雨」という状態で、天気までもが私たちの味方をしてくれました。

 そして肝心の講演内容ですが、それがとても素晴らしいものでした。


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 会場に来ると私が誘った覚えのない方も複数来られていてご縁を感じましたが、前置きはここぐらいにしておきます。

 Kanaeさんの講演は判りやすいレジュメと聴衆を引き込む話術とでとても理解しやすいものでした。

 内容は、

・「共感力」と「想像力」(今回の講演のテーマ)

・物事の本質を見抜くことが大切

・肉食はカニバリズムである

・人が体温の高い動物(哺乳動物、鳥類等の恒温動物)の肉(脂肪)を食べるとどうなるか

カニバリズムとクール―病狂牛病と同じくプリオンで感染)の関係

狂牛病アルツハイマー病の共通点

肉骨粉の問題点

・添加物の動物実験

・農薬の何が問題なのか

・食を見直すことの重要性

・腸内菌と自分が使う言葉の関係

ファスティングによる健康法(添加物を身体から出す等の効能)

LGBTには生産性がないのか

・マイノリティーの問題の根本は「共感力」と「想像力」の欠如

――と言った非常に多岐にわたるもので、13:30から15:10までの長時間にわたって話をしてくださいました。

 凄いのはこれだけの、内容だけ並べると難しいことを言っておきながら、誰も眠ることなく熱心に話を聴いていたこと。

 それだけKanaeさんの話し方が上手くて本気で伝えようという意思が伝わったのだと思いますし、何よりもKanaeさんはとても面白い人でした。


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 参加者の方が特に印象に残ったのは狂牛病アルツハイマーの共通点や肉骨粉の話であったようです。

 確かにこれらの情報はとても重要であるにもかかわらず、マスコミはほとんど報道しません。

 ファスティングが身体の毒を排出したり本来の能力を引き出したりするということについても、今の世界ではタブーとなっています。

 このようなタブーに触れるようなことも忌憚なく(参加費無料で)触れるような講演会はかつてないものであると思います。

 今回の講演内容だけで一冊の本にできそうな密度の濃い内容でした。

 その後、私が(毛皮問題について語られるはずの講師の方が急病で倒れたので)急遽作成したレジュメを用意して拙い講演をさせて頂きました。

 今回の講演の内容は大部分を録音していますので、今後も機会あれば振り返ろうと思います。

 何せ、Kanaeさんの講演が大好評でしたので

「第2弾をするのならもっと人を誘います!」

と宣言する仲間もいますから、必ず第2弾を開催しようと考えています。

 その時はぜひ、皆様もご参加ください。

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 最後に下らないことを書いておきます。

 私はファッションセンスが無いようでして、私の服装に好意的な評価を下す女性というのは、だいたい極めて優しい女性か、私のことを男性としては見ていないのでその見た目はどうでも良いと思われている女性か、どちらかです。

 ところが、Kanaeさんが極めて優しかったのか、それとも私を男性として見ていないからか(恐らくはその両方でしょう)、有難いことに私の服装に辛口の評価はされませんでした。

 それもそのはず、その服装を選んだのは私ではなく友達です。

 私にとっては購入時の試着を除くと生まれて初めて着る服です。その友達のファッションセンスは少なくとも私よりかは良かったようです。

 ところが、服装への辛口評価こそ免れましたが、ジーンズ(これ自体生れてはじめて着る服です)がズレるという困った現象が発生しました。

 ジーンズがズレると当然、歩きにくくなります。ファッションセンスで辛口評価をされるのも困りますが、ズボンがズレるのもあまり心地良いことではありません。

 オカシイ、試着の時はあれだけウェストがきつかったのに・・・・と思うと気付きました。

 私はKanaeさんの講演内容にあるファスティングに憧れて、5日間ほど一日一食の食生活をしていたのです。どうやら、試着の時から昨日までの間に一日一食の成果として痩せることが出来たようです。

 僅か数日間の一日一食の実践で痩せれるわけですから、これは中々素晴らしいダイエット方法だと思います。

 Kanaeさんが講演で言われていたファスティングの素晴らしさと比べると下らない話ですが、ファスティングまでいかなくとも一日一食だけでこのように目に見える効果があるので、皆様もぜひ一日一食から試してみてください。


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